荻窪にある昭和24年(1949年)創業という、老舗中の老舗のラーメン屋さん。東京荻窪中華そばというネーミングに自信と誇りを感じます。お店は青梅街道沿いのアーケードの一画にあり、平日のお昼時に行ったら行列なしでした。
このお店は貫禄の人気です。
お店の外にある券売機で食券購入。
わんたん麺 1250円
カウンター9席が並ぶ手前の厨房と、奥にもテーブル席がいくつかある店内。
かえしに注ぐスープは寸胴から目分量で。ずいぶんたっぷりのスープで割ります。
麺は平ざるで揚げます。
登場したわんたん麺。まさに昔懐かしの東京ラーメン。真っ黒なスープにチャーシュー、海苔、メンマ。
スープは鶏油がたっぷり。熱々ですが、何とか味わうと、うまい。鶏の出汁がしっかりで、煮干し系の魚の出汁も支えるダブルスープ。そして少しだけ甘めの醤油ダレ。クラシカルなWスープだけど、全然古さを感じさせません。
どちらの地方出身の方にとっても、いわゆる懐かしく感じられる東京ラーメンであり、今さらながらシンプルで美味しく感じます。
麺は手揉み風の褐色の麺です。これは東京ラーメンにしては珍しい。東京ラーメンのイメージは黄色っぽいストレートですが、この褐色の縮れ麺はなかなか美味しくて印象的でした。
チャーシューはワシワシの煮豚、メンマは不揃いのコリコリ系で、飾りっ気はないのがまた良い。
懐かしいノスラーなのに、全然古さは感じない東京ラーメン。Wス-プのバランスがよく、空腹でも飲んだ後でも美味しく食べられそうです。
ノスラーの最高峰!荻窪のラーメンレジェンド
荻窪 春木屋。
トップオブノスラーと言っても過言ではない人気を誇る老舗の超名店である。
やはり名店のなせる技なのか、ここのラーメンの味が体のどこかに刻み込まれていて、不意に無性に食べたくて仕方なくなる時がある。
今日はそんな日だった。
流れるような見事なオペレーションなので回転はかなり早いです。
本日の注文
わんたん麺¥1,250
味付玉子 100円
肉ごはん(ちゃーしゅーご飯) 200円
春木屋と言えばやはりわんたん麺!
久しぶりの再会に感動を覚えつつスープを口に運びます。
旨い!
体に優しく染み渡る旨さ!これぞノスラーの真骨頂!
それにしても旨いなぁ。
煮干の旨味が前面に出ていて、後から動物系出汁が控えめに支えている感じ。
カエシはコクがあって、かつサッパリしていて優しいスープと素晴らしくあっています。
更に表面にはラードがかけられていてスープは熱々。
何という完成度でしょうか。
麺は中太ちぢれ麺。手揉み麺みたいですね。
こちらも抜群の食感。プリッとしておりコシもあってスープとの絡みもバッチリです。
そしてここはやはりワンタンが旨い。
餡は小さめで皮の食感を楽しむタイプ。
ツヤツヤでチュルチュルの素晴らしい食感!いくらでも食べられる軽やかで爽やかなワンタンです。
このラーメンをノスラーと簡単に言ってしまっていいのだろうか。
確かに懐かしい味ではあるのだが、最新のラーメン屋と比較しても負けず劣らずの細部へのこだわりや技が感じられます。
最高の1杯でした。
次は数年も空けずにまた来たいですね。
ごちそうさまでした。