スマホは必要ない

スマホは本当に必要ですか?

最近は、電車に乗って乗客を見渡すと、みんなスマホをいじっているのが日常の光景である。

何をしているのかと覗いてみれば、大抵がゲームかLINEか、ツイッターか、インスタグラムか……そのあたりだ。まあ、SNSといった言わば時間のムダ使いだ。

でも、よくよく考えてみるとおかしな話だと思う。スマートフォンが登場する前、電車の中でゲームをしてる人なんて滅多にいなかったし、LINEやツイッターやインスタグラムといったSNSも、存在すらしていなかった。

いつでも繋がっていられる、便利な世の中になったなあ、とも思うけれど、それが本当に必要なのかと考えると、実際のところ必要はないのである。なぜなら、一昔前まで存在していなかったのだから。LINEもツイッターもインスタグラムもやらなくたって全く問題ないと思う。

いや、むしろそういったSNSなど一切やらない方が脳が幸福でいられるのだ。

みんなやってるから。そうやって、疑問を持つことすらしない人々が多いという現状もある程度理解はできる。だが、私はふと疑問を持ってしまった。

スマホは本当は必要ないのではないか と。

しかし、スマホに依存した生活から脱出する、第一歩を踏み出すのはかなり勇気が要ることだと思う。

しかし、四六時中スマホをいじっている今の生活が良いのか? ゲームをしていても何も良いことはないと思う。ついうっかり課金して泥沼にはまるという話も聞きます。

LINEやツイッターに張り付いていないといけない「SNS疲れ」という言葉もあるぐらいだ。

スマホ、やめてみませんか。

スマホをやめる最も有効な処方箋が、ガラケーに戻すことである。

スマホをいじっていた不健全でムダだった時間の代わりに、本を読んだり、街の景色を見たりするのである。

スマホを使う前は当たり前だった、ゆったりとした優雅な時間を過ごすことができる。